思いつきの、走り書き

アメリカの田舎から特にアメリカらしくないことを中心に。

忘れること

”忘れるはずがないと信じていたことを、忘れていることにさえ気がつかないくらい静かに忘れてしまう。それはきっといいことなんだと思う。”

 

どこにでも猫がいる(遠くの声に耳を澄ませて) 宮下奈都

 

 

こんな経験はきっと誰にでもある。あるなーと思うのはまだいい方で、たぶん本当に忘れてしまったことは今思い出せもしないんだろう。 

 

たぶん思い出せないならそれは忘れている方がいいことか、今持っているものの方がずっと大事なものなんだろうと思う。