わがままの許容

"忘れたいものがあるとして、忘れることが最善だと理解していても、それでもそれを忘れていく自分が少し悲しいのは、きっとわがままなんだろう。

でもそんな自分すらいつかは忘れていく。

ただきっとそれは忘れるときにメモリー細胞のように蓄積していって、今後の自分をつくっていくんだろう。

そう思えば、小さな自分にうんざりするわがままな感情も許容して今日も街に出掛けられる。"