思いつきの、走り書き

アメリカの田舎から特にアメリカらしくないことを中心に。

Awakenings

"Awakenings, レナードの朝"という映画を観た。

 

神経学者で医者のオリバー・サックスという人の実話を基にしたフィクション。

治療法のない嗜眠性脳炎という病気をあつかう臨床医学の現場の話。

 

非常にいい映画でした。

 

目の前の患者をよくしたい。その一心で動く主演ロビン・ウィリアムスの姿には心を打たれます。

 

エネルギー問題が大変なことになっていると思った中学生の僕は、高専への入学を決め、しかし変化の一番大きいともいえる年頃にひとのつながりの大きさを思い知り、徐々にやはり人を助けたいと思ってウイルス学へ。

 

医者ではない自分が、ある程度今の現場へ貢献できることを模索しながらアメリカへ渡り。

 

今では、生活自身を楽しむ気持ちが大きい。

 

でも、やっぱり苦しんでいる人を助けたいと思う気持ちが結局根底にあることをこの映画を観てまた思った。一応書くと、これは別に立派でもきれいごとでもなくて、ただ"助けたい"という願望が自分の中にあるだけ。

 

しばらくは日々も楽しみながら、自分の力もつけながら、行き着くところを探していければと思う。