思いつきの、走り書き

アメリカの田舎から特にアメリカらしくないことを中心に。

ダーウィンの進化論っぽい

"Happiness can be synthesized."

 

今日見たあるプレゼンの動画の中で耳に残ったフレーズ。

 

すごくかいつまんで内容を書くと、

  • どんな大きな幸せやトラウマともなりそうな不幸せも、一部の例外を除いては3ヶ月も経てばその人の幸せには全く影響しなくなる。
  • ひとは自分の現在の状況に合わせて、ときには価値観を変え現状が幸せだと感じるようにしている。
  • 残された選択肢が無い方がその結果得られた現状に満足できることが多い。
  • 願望や心配は、自分の中で作り出されるため大げさになり、その結果何かを選んだ後も常に別の何かを探し求めてしまう。
 
これらのことは自分に照らし合わせてみてもはまっている気がする。
自分が一眼レフデジカメを間違って買ってしまった心理と同じだ(笑)
 
宝くじで3億円を得た人と、下半身麻痺の人は1年後、同程度の幸福を感じているらしい。これは驚いた。
 
分かりやすい例としては、初デートの相手が鼻をほじっていたら、「もうこの相手とはデートするまい」と思うだろうが、結婚した相手が同じことをしていたら、「優しい人だから、その手でケーキには触らないでね」程度で済ますことが出来る。ということも言っていた(笑)
要は基本的にもう選べないのだからそれを許容するしか無く、その現状に不満を持つ可能性は低くなるということだろう。
 
ただ実際の生活では、選択肢の残されている方を選びがちになるというデータもあるらしい。
そりゃなんとなく選択肢の多い方ものの方が、後々よさそうなものだけれど、これ!と決めてしまった方がいいらしい。
だからマックユーザーはマックが好きなのだろうか。とも、ちょっと思った。
 
まあ何にでも慣れる能力を僕ら生き物は持っているということだろうか。じゃないと生きていけないし、そうして進化してきた生物が今地球にいるんだろうし。
 
"何もかも思い通りになったとしても
すぐ次の不満を探してしまうだろう
決して満たされない 誰かが傷ついても"