思いつきの、走り書き

アメリカの田舎から特にアメリカらしくないことを中心に。

CHEMEXとHARIO

f:id:tugu22:20120825094743j:plain

届きました。CHEMEXとハリオのコーヒードリップケトル。

いやー、どちらも美しい。このCHEMEXは以前も書いたMoMA、フィラデルフィア美術館そしてスミソニアン美術館の永久展示品にもなっているとか。

 

ここアメリカではペーパードリップよりはコーヒーメーカーが一般的。なので、日本の100均にさえあるドリッパーやペパーフィルターを見つけるのはなかなか難しいのです。

Amazon (USA)を眺めてみても、日本で簡単に手に入るマニュアルドリップ用の品々がほとんど見当たらない。。。なので、少々値は張りましたが、こちらの2つに。当たり前っちゃあ当たり前ですが、アメリカ製のCHEMEXは日本で買うより安く、ハリオのは高く購入。ここに来なければCHEMEXとも出会うことはなかったしよかったかな。

ちなみにこの日本製のケトルもアメリカのアマゾンでも非常に評価が高いです。さすが、日本の有名メーカー製。実際素晴らしいです。

 

CHEMEXは昔々ある博士が実験のフラスコを元に開発したということらしく、自分には非常に親近感がありますね(笑)エルレンマイヤーフラスコですよ。いつ習ったか忘れましたけど、すごい懐かしい響き。エルレンマイヤー(笑)

 

f:id:tugu22:20120825095718j:plain

フィルターはこんな漢字で、非常に変わっています。折り方はほとんど実験のろ紙と同じで笑ってしまった。

 

f:id:tugu22:20120825100518j:plain

上から。

 

f:id:tugu22:20120825100707j:plain

そして、完成。

うまい。

やはり、コーヒーメーカーで作るよりもなんというか、クリアな味になりますね。細かな粉があってもろ紙にキャッチされるからか。普通のマニュアルドリップのものと抽出の原理は一緒だから味も大して変わらないとは思いますが、なんだかよりおいしいような気がします(笑)自分の納得するものを使うということはきっと大事です(笑)

 

近藤麻理恵さんの著書によれば、片付けをするときはときめくかどうかで捨てるかを判断し、最終的には自分の身の回りをときめくものだらけにするという話がありますが、このときめくものに囲まれるというのは片付けのみならず。

買い物はどうしても初期投資の金額に目がいきがちですが、その後の充実度やそこから派生する様々なものに対する影響を考えれば、初期投資は少々かかっても納得するものを買った方がいいような気がします。とはいえ収支のバランスは考えなければいけませんけど(笑)とりあえず好景気状態を作り出せる気がします。

って何の話だ。。。(笑)

 

まあとにかく今後の僕のコーヒー生活はより充実したものになりました。やはりコーヒーはマニュアルドリップに限る。