思いつきの、走り書き

アメリカの田舎から特にアメリカらしくないことを中心に。

母国語

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フランケンストームはどこえやら。ここは少々風が強い程度で全然大丈夫でした。

 

そして今夜は、日本人の友人宅で飲み会のようなことしました。

久しぶりの熱燗とおでん。おいしかったなー。知らなかったけど、日本酒はガロン瓶で$12と破格なので今度買いに行ってきます。どんだけ安い(笑)

 

そう、ここでも使っているように僕の母国語は日本語です。そして今のところの感じだと日本語以上に使いこなせる言葉は死ぬまで出てこないでしょう。

 

しかし、たまーにいるんです。

英語圏に慣れすぎて英語の方が日本語よりうまくなったという人。

 

初めて見たのは大学院の時、アメリカからセミナーをしに来てくれた日本人研究者。その時は日本語でのプレゼンだったのですが、正直言ってたどたどしい日本語でした。招待した先生が英語に慣れすぎてとフォローしていまいたが、にわかには信じられなかったです。

 

で、今日。人生で2人目。いました。

彼はまだ大学院生ですが、過去数年のアメリカ生活で英語の方が自分のことを表現できるようになったそうで。初対面でちょっと話して

 

「日本人の方では、、ない?」

 

と、思わず聞いてしまったくらいに。

若干あやしい日本語と超流暢な英語を嫌みなく織り交ぜて会話してました。テレビに突っ込んでいる姿はもはやアメリカ人でしたね(笑)

 

なんというか、言葉も文化もバッチリはまったという感じなのでしょうか。僕のレベルからすると英語のうまい日本人はもちろんたくさんいますが、日本語が下手になるまでとなるとそうそういません。身近な知り合いとしては初めてです。

 

僕自身で言えば、お茶を飲んで普通に「ちょっと苦かったね」と言ったらシンガポールに遊びに来ていた日本人の友達に「渋いやろ、それ。日本語忘れとる(笑)」と突っ込まれたくらいです。

 

とはいえ、母国語である日本語が下手になるほど現地の言葉がうまくなるのがいいことなのか。まあそれは本人次第でしょうね。彼はこっちの女の子と結婚して、こちらに永住したいということなので、きっとそれでいいのだと思います。

 

でも、僕個人としてはそこまではなりたくないなー(苦笑)なれもしないけど(笑)

やっぱり日本語は好きだし、日本語で感動するという感覚は失いたくはないです。でももっと英語は頑張らなきゃな。

 

ともあれ、こっちに来て一番といっていいくらいの

 

衝撃を受けた出来事でした。