思いつきの、走り書き

アメリカの田舎から特にアメリカらしくないことを中心に。

いつもの昼休み

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待ち時間の長い実験を仕掛けたら、サンドイッチとコーヒーを買い、窓際のカウンター席へ。

最も落ち着く時間のひとつかもしれない。京都の月と六ペンスには遠く及ばないけど、それでも窓際のカウンターは自分の味方だ(笑)

 

こうして仕事のことや生活のことやらをひとりでコーヒー片手に考えているときは、実家の田舎町、京都、シンガポールそしてアメリカ、どこにいようと基本的には変わりはないような気がしてくる。

 

自分と対峙している時間が一番多いに決まっているのだから、どこにいようと自分を失うことはないし、何をしようにも自分次第。

環境を変えることも誰かの言葉もきっかけにはなるけれど、根本的な改善になるとは言い難い。結局自分が動かなければ何も変わらない。

 

僕に出来ることは、間合いをはかりながらかけられる言葉をかけ、あとは祈るだけ。 

 

ある作曲家が死ぬ前に言っていたそうですよ。

「人はそれぞれ、与えられた譜面を必死に、演奏することしかできないし、そうするしかない。隣の譜面を覗く余裕もない。自分の譜面を演奏しながら、他人もうまく演奏できればいいな、と祈るだけだ」

と子供たちに言い残したそうです 

合コンの話 伊坂幸太郎