思いつきの、走り書き

アメリカの田舎から特にアメリカらしくないことを中心に。

ひとり暮らしのカレー

アメリカの肉大量買い文化に乗っかって豚肉はいつも3 kgくらいのかたまりを買います。

こんばんは。tuguです。

 

この豚肉のかたまりは破格でなかなかおいしいのですが、骨付きで全部の肉をきれいには取ることはできない。なので、たいてい最後は煮物や豚汁ライクなものになるわけですが、今回は数ヶ月ぶりに日本のカレーのルーを買ってカレーにしました。

ちなみにKokumaroでした。

 

しかしまあそれなりに大きな肉+骨のかたまりをベースに作るわけなので、ルーの半分以上を使って出来たわ出来た大量のカレー(笑)

やはり日本のカレーはうまい。

ただ、ひとり暮らしでランチにカレーは気が引けるので、今週は日曜日から今までずっと夕飯カレーっていう。。それでもあんまり飽きないのはカレーという料理が素晴らしいからか、自分がおいしいものならどれだけでもいけるクチだからだろうか。

 

学部生の頃、友達がカレーにカビを生やしてしまって、どういう理屈で考えたのか火を通し直せばまだいけるんじゃないかと再加熱。

もちろん、カレーは多少のカビの存在を消せるくらいのカラーと香りを兼ね備えている。だから彼は食べた。

そして、食あたり。。

仮にも微生物とか勉強している学生。。。どんだけアホだろうか(笑)

 

しかし、これがもっと何か別の何かだったらきっとカビを隠しきれず、彼もこのような結末を迎えることはなかったでしょう。

 

なんか捨てるのはもったいないな、そう思わせてしまうひとり暮らしのカレー。 

 

食あたりから復帰して、その話をとある微生物の教授に話すと、

「そうだなー、カビは死んでも毒素は壊れなかったんだろうなー」

いつものゆったり口調でそう言った。

 

その言葉を僕の友達は一生忘れることはあるまい。