思いつきの、走り書き

アメリカの田舎から特にアメリカらしくないことを中心に。

そんなに変わらない

海外に住んでいると自国との違いにまずは目がいくし、周りも基本的にそこに注目する。

でも実際は、違うところよりも同じところの方がずっと多い。それは僕が生活の最低限のレベルで基本的には不自由なく暮らしていけているということがなにより証明している。

 

シンガポールとアメリカでどちらがカルチャーショックを感じることが多かったと言えば、確実にシンガポール。

これはやはり途上国と先進国の差なのだと思う。あとはアメリカと日本の関係性に由来するところも大きいのかな。

 

良い事をされたと思えばありがとうと言うし、悪いことをしたと思えばごめんと言う。

何が良くて何が悪いのかの認識にも大差はない。

 

想像していたよりも、こちらの人たちはシャイだったり遠慮したりすることに小さな驚きを覚えることも多々あるし。

 

まあそれは僕がいるのが大学という高等教育を受けた人たちのコミュニティだからということがものすごく大きいのだと思うけど。

 

日本人が形成していた以前場所よりもずっとカルチャーショックのようなものが少ないような気もする(笑)

多様性を残すのも違いを楽しむのも大事だけれど、その根幹には共通ものがあることが前提で、それは色んな意味での成熟とともに形成されるのかな。

 

そんなことを感じる新学期直前の土曜日。