思いつきの、走り書き

アメリカの田舎から特にアメリカらしくないことを中心に。

だれかのまなざし

新海誠最新作の「言の葉の庭」と同時上映された「だれかのまなざし」が無料公開されました。

 

振り返ってみれば、自分としては意外なほどにこのブログでは、新海誠作品については触れてなかったですね。

数年前にSotte BosseがカバーしたOne more time, One more chanceを聞き、それを調べたら「秒速5センチメートル」という作品に行き当たり、そこから過去の作品に遡り、今も新しい作品は毎回楽しみにしています。何がどうつながるかほんとわからないものです。

 

物理的距離と心の距離など様々な距離を描かくのが持ち味の新海作品。

個人的にはデビュー作の「ほしのこえ」が一番すごくて、秒速が新海作品らしさと見やすさのバランスが一番とれている気がします。

ちなみに2004年の「雲の向こう、約束の場所」は毎日映画コンクールではハウルを抑え、アニメーション映画賞にも選ばれています。

またまた個人的には最近の作品はちょっと攻めきれていないような(笑)

 

まあそんな中でグッと掴まれたこのわずか7分程度の短編作品。

元々野村不動産のあるイベントのために作られた作品らしいですが、こういうCM的なものが意外にも感動を呼ぶというのはけっこうありますよね。まあこれは言われなきゃわからないですけど。

 

愛だ恋だよりも、こういう作風のものがより心に響くのはやはり歳をとったからなんだろうな。

  

そしてこれはわずか1分。オススメです(笑)