思いつきの、走り書き

アメリカの田舎から特にアメリカらしくないことを中心に。

助教

風邪で床に臥せっていたとき、今後の身の振りについて色々と思いを巡らせていました。

このままひとりで生きていくのか?

なんてことはまあちょっとネタ半分、ほんとの不安半分。

そして一番現実的かつ重要な問題は、どういうキャリアパスでどういう職に就いていくかということ。

そもそも自分がちゃんとしてないと、色々なことが始まらないしね。。。

 

考えるべきは、この次のポジションのこと。

 

ここでの契約はあと1年半。まあ更新はありだろうけど、ラボのお金がちゃんと維持される保証はないのでどうなるかは不透明。そして計3年ここで働くことになる。まあ一区切りかなといえる長さでもある。

 

今の気持ち的にはまだ海外で研究を続けたいという思いが強い。

それはまだここで色々な意味でやりきったというか、十分に学んだなという感覚がまだないから。まあそれはまだ折り返し地点だから当たり前っちゃあ当たり前なのだけど。

 

ただ、現実を考えれば出来るだけ若いうちに日本でスタッフポジション、つまり助教のポジションを探し始めて、実際に就くのがベストだとは解っています。

 

理由は、日本は年齢でサクッと区分する場合が多いのと、ポジションはやはり限られているから。しかも結局コネクション、略してコネがモノをいう世界だから。

 

助教はだいたい教授の一声で決まる場合も少なくないし、公募が出ていてもそれは形だけなんてことはざらにある。

だから出来るだけ早めに日本の偉い先生たちを介して自分を売り出す機会をもらったり、内々で回っている情報を教えてもらって推薦してもらう必要があるっちゅうことですね。

もちろん、すべてとは言いませんが、こういう風に自分をアピールしていくことは時として自分の挙げた業績より大事だったりするわけです。特に助教という若い人向けのポジションにおいては。

 

そんなことを考えている最中、アメリカの別の場所で働いている先輩が助教のポジションが決まったと連絡してきてくれたり、なぜだか大学院時代の同期から助教ポジションの紹介をもらったりと。

そんなことがここ数日で重なって、単なる偶然の連続だと解っていてもなんだかそういう時期なのかなーと思ってみたり。。

 

まあでもこういうことが考えるきっかけや推進力となっていくという実感はあるので、今の仕事はもちろん全力でこなしながら具体的に帰国のことも考えてみようかなというこの頃です。

 

さて、洗濯しよう。