思いつきの、走り書き

アメリカの田舎から特にアメリカらしくないことを中心に。

なんてことのない

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この週末は相変わらず半日仕事、半日フリーという感じで僕のような立場でこちらに来ている日本人の方に夕食に招いてもらいました。

 

何年振り?のお好み焼きやひじきなどをいただきおいしかったですねー。

何より誰かが作ってくれた料理というものはやはりおいしい。いつも作る側の自分はほぼ主婦目線化しており、こういうのは非常に強く思いますね(笑)

 

奥さんと小さなお子さんとの家族。

アカデミックの研究者でアメリカにいるということを除けば至ってよくある風景。

でも、いいものだと歳をとるにつれて思います。

 

僕のような若手研究者はたいていこちらの生活が楽しいといいます。

それはたぶん朝仕事に生き、常識的な時間に仕事を終えて家に帰り、週末も休む権利がある。家族と過ごす。至って普通の暮らしができるっていうことが大きな理由のひとつなんだと思う。

 

ほんの一部の人以外は、結局のところみんなこういう何てことないものに幸せを感じているんだろうな。家族をもつとまた色々変わるんだろうなー。

 

まあとにかく、お好み焼きと家族の風景とてもいいなと思った29歳、初の週末。

 

今 社会とか世界のどこかで起きる大きな出来事を
取り上げて議論して
少し自分が高尚な人種になれた気がして
夜が明けて また小さな庶民

ただいま
おかえり

なんてことのない作業が この世界を回り回り回り回って
今 僕の目の前の人の笑い顔を作ってゆくそんな確かな生き甲斐は 日常に彩りを加える
モノクロの僕の毎日に 頬が染まる 温かなピンク
増やしていく きれいな彩り

彩り Mr.Children