やさしい味の記憶
今日は大学近くのチャイニーズっぽい食堂で夕飯を食べた。
"Pork chop with fried rice" だったかな。
ちなみにこれはipodで撮影したもの;
確かシンガポールでは、pork chopといえばフライではなかったのだけど、この店では揚げているものを指すらしい。まあそんなことはどうでもよくて。
このチャーハンを一口食べたらなんだかとても懐かしい気持ちになって、いやなりすぎてちょっと笑ってしまうほどだった。
たぶん、実家で昔食べていたチャーハンに味が近かったからだ。
ちょっと甘ったるくて、色の割には味は濃くなくて。まるい味。特別おいしいとかでもなくて、ただ懐かしい。他の人にはたぶん特別な意味はなさない味。それに伴っている思い出もセットなのだろう。
安いインスタントコーヒーや袋タイプのインスタントラーメンもそう。着実に歳をとってきたから刻み込まれている味の記憶。
きっと奮発して食べたすごくおいしいものは、こういう記憶には残らないだと思う。すごくおいしいものは大好きだけど、こういう懐かしくてやさしい味の記憶はこれからも増えていったらいいなと思う。