申請書を書いて、改めて
ようやく、助成金の申請書の提出が終わりました。
自分なりに納得のいくものになったので、どういう結果になろうとも後悔はないでしょう。どの分野に出すかだけは最後まで迷ったけれども。。。
この手のものはもし研究者として生きていくなら一生書き続けることになるので、あれこれ考えながら申請書を作り上げていく過程は改めて勉強になりました。
これまでの自分の研究背景。
今の研究の現状と潜在的可能性。
世界が、日本が、該当する審査領域が、一体どんな流れで何を求めているのか。
価値のある研究とは。
お金を出してもらえる研究とは。
自分は日本に何を還元出来るのか。
そんなことをぐるぐる考えながら、文字数とも戦い、書いては消し、消しては書きを繰り返しました。
"独創的なアイデアは孤独な思考からしか生まれない"
そんな言葉に妙に納得したり。
国からお金を穫るということはそうそう容易いものではありません。特に今の日本では。
メディアウケするようなおもしろそうな研究と国がお金を出す研究は決してイコールではありません。
一見して、とても壮大で新しい概念を作り出しそうな研究もまたイコールとはいえないのです。
ある研究者によって書かれたこの記事はタイムリーで思うところは僕自身もありました。
これまでの科学を推進させてきたものと、今、求められているもの。
それもたぶんイコールではないのです。
まあとにかくこれで一段落。
それとこれを書いていて頭に流れてきた歌。
Everything made from a dream Mr.Children
語りの部分は元々の方が好きだけど。でもやはりすごく好きな歌です。