思いつきの、走り書き

アメリカの田舎から特にアメリカらしくないことを中心に。

SUKIYAKI

 

"上を向いて歩こう

涙がこぼれないように

思い出す 夏の日

一人ぽっちの夜

幸せは 雲の上に

幸せは 空の上に

上を向いて歩こう

涙がこぼれないように

泣きながら 歩く

一人ぽっちの夜"

 

上を向いて歩こう 坂本九 永六輔 中村八大

 

"SUKIYAKI"として全米1位にもなった上を向いて歩こう。上に貼付けたもののように歌詞などに独自のアレンジも加えて世界中で知られています。

 

歌詞を改めて眺めてみれば、決して明るい歌でも応援歌でもない。でもなんだが励まされるような。事実、震災後は様々な場所で歌われたり、動画の再生数が急上昇したようですね。まあもちろんタイトルからなんとなく頑張っていこう的なイメージは知らず知らずに受けているのかもしれませんが。

 

永六輔とナオトインティライミの対談によれば、作曲した中村八大と「ちょっとセンチメンタルで寂しい気持ちで歩きたい。そういう言葉を入れてくれ」といった感じで作られたようでだから作為が少ないと話していたらしい。

 

フラットに作ったからこそ、いろいろなところで受け入れられ、時には励ましの歌としても歌われるのかも知れません。まあつまるところいい歌ってことですけど(笑)

 

これに関しては、アレンジされてもやっぱり原曲がいいですね。

最初のイントロがたまらない。

 

ちなみになぜ今これかと言えば、先日コクリコ坂を観てからこの歌が頭から離れずこれに至ります。異国の地で一人ぽっちの夜ですが、泣きながらではありません(笑)でもどこか励まされている気もするような。その程度にはちょっと疲れているのかもしれません;まあこれも異国の地で一人で生きる日常の一部。いいこと49、やなこと51の比率です。

今にやけたあなた。これで僕と他人以上顔見知り未満ですね(笑)

ではでは。

 

思い出す 秋の日

一人ぽっちの夜

悲しみは星のかげに

悲しみは月のかげに

上を向いて歩こう

涙がこぼれないように

泣きながら 歩く

一人ぽっちの夜

一人ぽっちの夜